ウェブアプリケーション診断では診断可能期間と診断時間の二つを設定することが可能です。最大診断可能期間は7日、最大診断時間は24時間です。
それぞれの設定方法は以下の通りです。
ポータル「https://outscan.outpost24.com/portal/ja/login.html」にログイン後、左端メニューより「設定」-「診断設定」をクリックします。
診断対象を選択すると画面右に以下のような設定画面が表示されます。
「時間制限」の項目で診断時間を設定することが可能です。○h○mの形式でご指定下さい。
診断可能期間の設定は「スケジュール」タブを選択し、ペンのマークをクリックします。
以下のようなポップアップが表示されます。
「診断可能時間」の項目で診断可能期間を設定することが可能です。○h○mの形式でご指定下さい。
- 診断時間(time limit)について
診断時間は12時間が推奨となります。12時間以下にすることも可能ですが、診断時間が不足する場合があるため最低2時間以上に設定してください。
診断は12時間で終了するのが一般的ですが、診断が一時的に集中し、システム負荷がかかった場合や、理論上極端にテスト箇所が多くなるようなサイトは遅れが発生してしまう可能性がございます。そのような場合は診断時間を延ばして再診断を行ってください。
診断に実際どのぐらい時間がかかるのかは診断をかけなければ分かりませんが、指定した診断時間内で一通りの診断が完了するように自動的に残り時間を計算して診断を行います。
- 診断可能期間(scan window)について
診断可能期間は診断開始時刻から診断を実施可能な期間を指します。
診断可能期間内に設定した診断時間が経過してしまうとエラーとなり診断結果は残りません。
そのため、診断時間より長い時間を設定する必要があります。
(例えば、診断時間を12時間に設定した場合、診断可能期間は24時間が推奨となります。)
また、診断可能期間と診断除外時間(診断不可な時間帯として指定)を組み合わせることで、例えば3時間ずつの診断を7日間継続して1回のスキャンとして実施することも可能です。
- 診断可能期間と診断時間の設定例
- 診断可能期間を6時間、診断時間を10時間と設定した際に、計算上割り当てられた診断に要する時間が9時間だった場合、エラーとなって結果は残りません。(下記エラーパターン1)
- 診断可能期間を13時間、診断時間を12時間と設定した際に、計算上割り当てられた診断に要する時間が12時間必要だった場合でかつ、何らかの理由で1時間半の遅延が発生した場合、1時間半(遅延)+12時間(診断時間)が13時間(診断可能期間)を超えてしまうため、エラーとなって結果は残りません。(下記エラーパターン2)
青:診断可能期間 緑:診断時間
・正常終了パターン1(診断可能期間>診断時間)
・エラーパターン1(診断可能期間<診断時間)
・正常終了パターン2(診断可能期間>診断時間+開始遅延)
・正常終了パターン3(診断除外時間を設定して1回の診断を分割)
・エラーパターン2(診断可能期間<診断時間+開始遅延)
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